Procol Harum Biography

プロコル・ハルム　バイオグラフィー

Procol Harumの前身であったR&BバンドのParamountsを解散後、リーダーのGary Brookerがお互いの知人の紹介で作詞家のKeith Reidと出会いそして意気投合し、Keithが作詞をGaryが作曲を担当しけ2人で曲作りをするところから始まった。
当初は自分達が作った曲を他のミュージシャンに提供していく方針で進めていたが、それらの曲を売り込みにいったものの(それらの曲の中には「青い影」の原曲も含まれていた）どこも受け入れてくれず結局自分達でグループを結成する事となる。
そして、広告等でメンバーの募集をしてまずギターのRay RoyerとベースのDave Knightsが加入した。

それからしばらくして、ある新聞でのロードサッチバンドにも参加をしていたオルガン奏者のMatthew Fisherの「ハモンド奏者が仕事を探している」という広告を見てGaryとKeithは興味を持ちMatthewのオーディションを受ける事となった。
そして彼にこれからのバンドの展望を聞かせたり、デモテープを聴かせて、歌詞や曲がとても良くて気に入られて見事オーディションに合格し、結果的にMatthewがGaryのグループに加入する事になった。
その後、ドラムのBobby Harrisonも加入しProcol Harumの結成となる。


そして1967年5月19日、「青い影」でデヴュー。売り上げ後、2週間で38万枚を売り上げるというビートルズやモンキーズでもかなわなかった新記録をデヴュー曲にて樹立した。
このヒット曲はヨーロッパ各国(オランダ、スイス、スウェーデン、スペイン、デンマーク、ノルウェー、フランス、ベルギー等)でも大ヒットとなり、世界のヒット市場を支配しているアメリカでもヒットチャート2位に入り事実上、世界中での大ヒット曲となる。

その後は幾多のメンバーの変更を繰り返しながらも10枚のアルバムをリリース、1977年に解散する。そして10数年の期間を経て1991年に再結成し、現在も活動を続けており再結成後は3枚のアルバムをリリースして現在はヨーロッパを中心にライブ活動を続けている。
彼らは1972年にはTen Years After(テンイヤーズアフター)と,2003年には四人囃子とのジョイントコンサートで2度来日している。
来日時のライブコレクターズ盤についてはDiscographyのコレクターズＣＤのコーナーにて紹介している。下の画像は2度の来日の時のパンフレットとちらしである。

1972年に来日したときの"Procol Harum VS Ten Years After"来日ツアーのパンフレット。コンサートは日本武道館と大阪で行われた。
1972 Japan tour Concert "Procol Harum VS Ten Years After" pamphlet

2003年当時"Procol Harum VS 四人囃子"ジョイントコンサートツアーのちらし。
表はコンサート情報、裏面では「青い影」アルバムから「輪廻」の全10枚紙ジャケと当時の新アルバムの「ウェルズ・オン・ファイアー」が紹介されている。
この時の来日は新宿厚生年金会館と川崎クラブチッタと大阪の3公演だった。

2003 Japan tour concert handbill front&backside.The backside introduces their 10 released miniture LP size paper sleee CDs and "the well's on fire"CD.

プロコル・ハルムの名前の由来




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メンバー変遷の歴史 (プロコルハルムの前身となったパラマウンツ時代から現在まで)

Paramounts 1 1961 to 1963

Gary Brooker(ゲイリー・ブルッカー”Piano&Vocal”),
Bob　Scott(ボブ・スコット”Vocal”）,
Robin Trower(ロビン・トロワー”Guitar”)、
Mick Brownlee(ミック・ブラウンリー”Drum”),
Chris Copping(クリス・コッピング”Bass”)

Paramounts 2 Aug 1963 to Oct 1966

Gary Brooker(ゲイリー・ブルッカー”Keyboard&Vocal”),
Robin Trower(ロビン・トロワー”Guitar”)、
Barrie.James.Wilson(B.J.ウィルソン”Drum”),
Dizz Derrick(ディズ・デリック”Bass”)



Proto-Harum Very early 1967

Gary Brooker(ゲイリー・ブルッカー”Piano&Vocal”),
Keith Reid(キース・リード”Composer”）,
Barrie.James.Wilson(B.J.ウィルソン”Drum”),
Dave Knight(デイヴ・ナイツ”Bass”)

Procol Harum 1 March to July 1967

Gary Brooker(ゲイリー・ブルッカー”Piano&Vocal”),
Keith Reid(キース・リード”Composer”）,
Matthew Fisher(マシュー・フィッシャー”Hammond Organ”),
Ray Royer(レイ・ロイヤー”Guitar”)、
Bobby Harrison(ボビー・ハリソン”Drum”),
Dave Knight(デイヴ・ナイツ”Bass”)






青い影リリース時のメンバー。約4ヵ月後、Ray RoyerとBobby Harrisonは脱退した。後にRayとBobbyは「Freedom」を結成


Procol Harum 2 Jul 1967 to Sep 1969

Gary Brooker(ゲイリー・ブルッカー”Piano&Vocal”),
Keith Reid(キース・リード”Composer”）,
Matthew Fisher(マシュー・フィッシャー”Hammond Organ”),
Robin Trower(ロビン・トロワー”Guitar”)、
Barrie.James.Wilson(B.J.ウィルソン”Drum”),
Dave Knight(デイヴ・ナイツ”Bass”)



この第2期のメンバーが一般的にオリジナルメンバーと言われている。この編成は約2年続いた。


Procol Harum 3 Sep 1969 to Jul 1971

Gary Brooker(ゲイリー・ブルッカー”Piano&Vocal”),
Keith Reid(キース・リード”Composer”）,
Chris Copping(クリス・コッピング”Organ&Bass”),
Robin Trower(ロビン・トロワー”Guitar”),
Barrie.James.Wilson(B.J.ウィルソン”Drum”),



Matthew FisherとDave Knightが抜けた後、Chris Coppingがオルガン・ベース兼任で加入した。
作詞専任のKeith Reidにオルガンも担当させるという話もあったが、技量不足の懸念から実現しなかった。　


Procol Harum 4 Jul 1971 to Sep 1972

Gary Brooker(ゲイリー・ブルッカー”Piano&Vocal”),
Keith Reid(キース・リード”Composer”）,
Chris Copping(クリス・コッピング”Organ”),
Dave Ball(デイヴ・ボール”Guitar”),
Barrie.James.Wilson(B.J.ウィルソン”Drum”)
Alan Cartwright(アラン・カートライト”Bass”)

このメンバーの時に初来日し、東京と大阪の2公演を行った。

Procol Harum 5 Sep 1972 to Jun 1976

Gary Brooker(ゲイリー・ブルッカー”Piano&Vocal”),
Keith Reid(キース・リード”Composer”）,
Chris Copping(クリス・コッピング”Organ”),
Mick Grabham(ミック・グラバム”Guitar”),
Barrie.James.Wilson(B.J.ウィルソン”Drum”)
Alan Cartwright(アラン・カートライト”Bass”)

Procol Harum 6 Jun 1976 to March 1977

Gary Brooker(ゲイリー・ブルッカー”Piano&Vocal”),
Keith Reid(キース・リード”Composer”）,
Chris Copping(クリス・コッピング”Bass”),
Mick Grabham(ミック・グラバム”Guitar”),
Barrie.James.Wilson(B.J.ウィルソン”Drum”)
Pete Solley(ピート・ソリー”Organ&Synth”)

Procol Harum 7 February to March 1977

Gary Brooker(ゲイリー・ブルッカー”Piano&Vocal”),
Keith Reid(キース・リード”Composer”）,
Dee Murray(ディー・マレイ”Bass”),
Mick Grabham(ミック・グラバム”Guitar”),
Barrie.James.Wilson(B.J.ウィルソン”Drum”)
Pete Solley(ピート・ソリー”Organ&Synth”)

Procol Harum 8 Oct 1977

Gary Brooker(ゲイリー・ブルッカー”Piano&Vocal”),
Keith Reid(キース・リード”Composer”）,
Alan Cartwright(アラン・カートライト”Bass”),
Tim Renwick(ティム・レンウィック”Guitar”),
Barrie.James.Wilson(B.J.ウィルソン”Drum”)
Chris Copping(クリス・コッピング”Organ”)

再結成後

Procol Harum 9 1991 largely in NY studios

Gary Brooker(ゲイリー・ブルッカー”Piano&Vocal”),
Keith Reid(キース・リード”Composer”）,
Matthew Fisher(マシュー・フィッシャー”Organ”),
Robin Trower(ロビン・トロワー”Guitar”)、
Mark Brzezicki(マーク・ブルゼズィキィ”Drum”),
Henry Spinetti(ヘンリー・スピネッティ”Drum”)
Dave Bronze(デイヴ・ブロンズ”Bass”)
Jerry Stevenson(ジェリー・スティーヴンソン”Guitar,Mandolin”)



再結成時のメンバー。ドラムの故B.J WilsonとベースのDave Knightsを除いたメンバーが集結した。
Keith Reid,Gary Brooker,Robin Trower,Matthew Fisher

Procol Harum 10 Aug - Oct 1991

Gary Brooker(ゲイリー・ブルッカー”Piano&Vocal”),
Keith Reid(キース・リード”Composer”）,
Matthew Fisher(マシュー・フィッシャー”Organ”),
Tim Renwick(ティム・レンウィック”Guitar”)、
Mark Brzezicki(マーク・ブルゼズィキィ”Drum”),
Dave Bronze(デイヴ・ブロンズ”Bass”)



Procol Harum 11 Dec 91 to April 92

Gary Brooker(ゲイリー・ブルッカー”Piano&Vocal”),
Keith Reid(キース・リード”Composer”）,
Matthew Fisher(マシュー・フィッシャー”Organ”),
Geoff Whitehorn(ジェフ・ホワイトホーン”Guitar”),
Mark Brzezicki(マーク・ブルゼズィキィ”Drum”),
Dave Bronze(デイヴ・ブロンズ”Bass")

Procol Harum 12 May - Jun 1992

Gary Brooker(ゲイリー・ブルッカー”Piano&Vocal”),
Keith Reid(キース・リード”Composer”）,
Don Snow(ドン・スノー”Organ”),
Geoff Whitehorn(ジェフ・ホワイトホーン”Guitar”),
Mark Brzezicki(マーク・ブルゼズィキィ”Drum”),
Dave Bronze(デイヴ・ブロンズ”Bass”)

Procol Harum 13 Aug 1992

Gary Brooker(ゲイリー・ブルッカー”Piano&Vocal”),
Keith Reid(キース・リード”Composer”）,
Matthew Fisher(マシュー・フィッシャー”Organ”),
Geoff Whitehorn(ジェフ・ホワイトホーン”Guitar”),
Mark Brzezicki(マーク・ブルゼズィキィ”Drum”),
Laurence Cottle(ローレンス・コットル”Bass")

Procol Harum 14 June 1993

Gary Brooker(ゲイリー・ブルッカー”Piano&Vocal”),
Keith Reid(キース・リード”Composer”）,
Josh Phillips(ジョシュ・フィリップス”Organ”),
Geoff Whitehorn(ジェフ・ホワイトホーン”Guitar”),
Ian Wallace(イアン・ウォレース”Drum”),
Dave Bronze(デイヴ・ブロンズ”Bass”)

Procol Harum 15 July to Sep 1993

Gary Brooker(ゲイリー・ブルッカー”Piano&Vocal”),
Keith Reid(キース・リード”Composer”）,
Matthew Fisher(マシュー・フィッシャー”Organ”),
Geoff Whitehorn(ジェフ・ホワイトホーン”Guitar”),
Ian Wallace(イアン・ウォレース”Drum”),
Matt Pegg(マット・ペッグ”Bass”)

Procol Harum 16 July to Aug 1995

Gary Brooker(ゲイリー・ブルッカー”Piano&Vocal”),
Keith Reid(キース・リード”Composer”）,
Matthew Fisher(マシュー・フィッシャー”Organ”),
Geoff Whitehorn(ジェフ・ホワイトホーン”Guitar”),
Graham Broad(グラハム・ブロード”Drum”),
Matt Pegg(マット・ペッグ”Bass”)

Procol Harum 17 London&Denmark Feb 1996

Gary Brooker(ゲイリー・ブルッカー”Piano&Vocal”),
Keith Reid(キース・リード”Composer”）,
Matthew Fisher(マシュー・フィッシャー”Organ”),
Geoff Whitehorn(ジェフ・ホワイトホーン”Guitar”),
Henry Spinetti(ヘンリー・スピネッティ”Drum”),
Matt Pegg(マット・ペッグ”Bass”)

Procol Harum 18 Redhill Jul 1997

Gary Brooker(ゲイリー・ブルッカー”Piano&Vocal”),
Keith Reid(キース・リード”Composer”）,
Matthew Fisher(マシュー・フィッシャー”Organ,Vocal,Guitar”),
Mick Grabham(ミック・グラハム”Guitar”)、
Graham Broad(グラハム・ブロード”Drum”),
Matt Pegg(マット・ペッグ”Bass")
Alan Cartwright(アラン・カートライト”Bass”)
Chris Copping(クリス・コッピング”Organ,Bass,Guitar”)
Pete Solley(ピート・ソリー”Organ,Piano,Synth,Violin”)
Dave Bronze(デイヴ・ブロンズ”Bass”)

Procol Harum 19 Guildford 17 Sep 2000

Gary Brooker(ゲイリー・ブルッカー”Piano&Vocal”),
Keith Reid(キース・リード”Composer”）,
Matthew Fisher(マシュー・フィッシャー”Organ”),
Geoff Whitehorn(ジェフ・ホワイトホーン”Guitar”),
Mick Grabham(ミック・グラバム”Guitar”),
Matt Pegg(マット・ペッグ”Bass”),
Henry Spinetti(ヘンリー・スピネッティ”Drum”)


Procol Harum 20 May 2001 to June 2004

Gary Brooker(ゲイリー・ブルッカー”Piano&Vocal”),
Keith Reid(キース・リード”Composer”）,
Matthew Fisher(マシュー・フィッシャー”Organ”),
Geoff Whitehorn(ジェフ・ホワイトホーン”Guitar”),
Mark Brzezicki(マーク・ブルゼズィキィ”Drum”),
Matt Pegg(マット・ペッグ”Bass”)



再来日時のメンバー。このメンバーで「新宿」「川崎」「大阪」の3公演を行った。

Procol Harum 21 June 2004 to 2006

Gary Brooker(ゲイリー・ブルッカー”Piano&Vocal”),
Keith Reid(キース・リード”Composer”）,
Josh Phillips(ジョシュ・フィリップス”Hammond Organ”),
Geoff Whitehorn(ジェフ・ホワイトホーン”Guitar”),
Mark Brzezicki(マーク・ブルゼズィキィ”Drum”),
Matt Pegg(マット・ペッグ”Bass”)

残念な事にマシュー･フィッシャーは2004年6月に脱退してしまった。

Procol Harum 21 2007

Gary Brooker(ゲイリー・ブルッカー”Piano&Vocal”),
Keith Reid(キース・リード”Composer”）,
Josh Phillips(ジョシュ・フィリップス”Hammond Organ”),
Geoff Whitehorn(ジェフ・ホワイトホーン”Guitar”),
Geoff Dunn(ジェフ・ダン”Drum”),
Matt Pegg(マット・ペッグ”Bass”)